こんにちは!広報の安達です。
アカツキの卓球アクティビティ『PONG!PONG!』がサウス・バイ・サウスウエスト(以下SXSW)のアワードファイナリストに選出。えらいこっちゃ!
ということで、遠路はるばるアメリカテキサス州のオースティンまで行ってきました!Part.2は、私が見てきたSXSWのイベントやトレードショー(常設展示)やアワードについてレポートします。
日本からミネアポリスを経由してオースティンまで、なんと15時間かけてやっとSXSWに到着。
ついたその日の気温は30度。浮かれるアカツキメンバー
本会場であるコンベンションセンターを中心に、街全体で展示やセッションが行われています。
道路を封鎖して行われていたゲリラマーケティング
生演奏バーにもSXSWポスター
SXSWの目玉としては、常設展示の“トレードショー”と、アカツキが今回ノミネートした“アワード”の2種類が挙げられます。
トレードショーに展示を見れば今年のテクノロジーのトレンドがわかる、と言われています。たとえば、VR元年と呼ばれた2年前は、トレードショーもVR関連のものが多かったそうです。
今年はというと、結論から言うとあまりトレンドは見えなかったかな?という印象です。AR/VR/MR、そしてAIと様々なテクノロジーが混ざり合っているのが特徴で、大きな偏りはなかったように思いました。
また、街中の高級ホテルや、テナントやハウスがSXSWのブースとなっており、イベント期間中も毎日新しいものができたりバラされたり、毎日風景が変わっていくのもSXSWの醍醐味です。
こちらは高級ホテルで行われていたWWDブース『WWD Style Lounge』。
コスメブランドとタイアップすると、デパートに行かなくてもコスメを試したイメージが見れちゃう、という技術。コスメ大好き人間の私。◯SETANさん、どうか導入してください!
SXSWに行く前に、アカツキCOOの香田に「完成された物の展示じゃないから、安達が行って、楽しめるかなあ?」と不安そうに言われたのですが、行ってからこの言葉に納得しました。
前回も申し上げた通り、SXSWは最新テクノロジーを使って、音楽や映画、遊びや生活の中のあらゆる場面で使える新しいソリューションを提案するイベントなので、未完成のものやナンジャコリャ?みたいなものが多いのです。
よくわからないけど人気者だったロボットさん
ここでの出会いが更なる新しいプロダクトの完成に繋がる、たくさんの原石たちの集まりです。
コミュニケーションから生まれるものも多いためか、あらゆるブースでお酒やおつまみが振る舞われます。
陽気なおじさまがお酒をご馳走してくださったと思ったら、ギョエー、お偉いさんではありませんか!ということもしばしば。
ほろ酔いでお隣の方とお話して、新しいアイディアが生まれちゃう!なんてことが頻繁に行われ、SXSWは“見に行くイベント”ではなく、“体験しコミュニケーションするイベント”なのだと感じました。
そんな未完成のものが多い中、日本企業は見た目に新しいけれど、完成度が高いものを展示をしている印象でした。
SONYさんの『WOW STUDIO』は、コンベンションセンターのすぐ近くに大きなテナントを設置。多くの人々を楽しませていました。
個人的に好きだったのは、パナソニックさんの『Panasonic House @ SXSW 2018』にあった「Aromation」という新しい事業アイディアで、その時の気分や聴いている音楽に応じてリアルタイムにマッチした”香り”を個別に提供する、というもの。
パナソニックさんのブースは6th streetという、ダウンタウンの中でも生演奏バーやダーツバーなどがひしめく地域にありました。
生活をより楽しくするアイディアを発表されていたので、地域性も含めてとても楽しいブースとなっていたと思います。
さてさて、アカツキのブースをちらり!
『PONG!PONG!』は今回、グローバル向けに『eBALLution』とネーミングされブース展示しました。ですが、ブースの大きさが限られており、卓球台が入らない!今回は特別にミニ卓球台に変えました。
詳しくお話ししたいところですが、『PONG!PONG!』についてはまた次回。
ここからは、アカツキもノミネートしたInteractive Innovation Awardsについてと、ノミネートしていた中で気になったものをいくつかご紹介します。
Interactive Innovation Awardとは、SXSWが選ぶ、”この年世界でもっともエキサイティングだと評価される技術開発に対して贈られる賞”です。数百もの応募のなかから、13の部門から5つの施策をファイナリストとして選出します。ちなみに、アカツキがノミネートしたのはAI & MACHINE LEARNING部門です。
最初にご紹介するのは、Responsive Design部門のアワードを受賞していたコカ・コーラさん。
世界初、かつ世界最大のロボット3Dの屋外広告です。壁が波のように動き、人々の注目を集めます。
この技術をNYのタイムズスクエアで披露したなんて、クール過ぎますね!
次は、Music&Audio Innovation部門受賞の『Hands-Free Music Project』。
マイクロソフトさんが手がける、瞳の動きを検出し、楽器を演奏できる技術です。一つの楽器だけでなく、ドラムやベース、ギターなど数種類を組み合わせ、作曲することができます。
日本にも、株式会社FOVEが筑波大学付属桐が丘特別支援学校と共同で手がけた『Eye Play the Piano』があります。視線追跡機能を持つVRのような機械を使い、手や腕を使わずにピアノを演奏できる技術です。
このような技術の精度がより上がり浸透すれば、もっと多くの人々が自分らしい音楽表現をできるようになると思うと、とってもステキですよね。
こちらは、Wearable Tech部門受賞の『Jacquard by Google』。
一見普通のおしゃれなリーバイスのジャケットなのですが、これがなんとスマートフォンと連動しています。
ジャケットをさすったり、二回トントンしたりすることで、実際にスマートフォンを触らずに操作することができます。
他にも、LEGO社の『LEGO House Fish Designer』
などなど、先進的で見た目にもかわいい技術などもありました。
さて皆さん、お気づきでしょうか?
そうです、Interactive Innovation Awardノミネート企業の圧倒的大物感、、!
SXSWでのアワード受賞は大小問わず多くの企業が目指すものなのだと実感しました。
アカツキの『PONG!PONG!』は、惜しくもアワード受賞は逃してしまいましたが、『PONG!PONG!』メンバーとSXSWへの挑戦する時間を共にすることで、アカツキがいつも大切にしている「最高のプロダクトは最高のチームから生まれる」ということを感じられる機会がたくさんありました。
そんな、SXSW裏話は、また次回。
Part.3もお楽しみに〜!
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