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こんにちは。アカツキ広報です。アカツキテラス【メンバーインタビュー】コーナーでは、アカツキメンバーの生の声や想いをお届けいたします。

第5回インタビューは、本日3周年を迎えた『シンデレライレブン』のディレクターとして中核を担うメンバーの声をお届けします。アルバイトスタッフとして入社し、その後契約社員にステップアップした業界未経験の彼がなぜアカツキに来たのか、何を思い、何を目指して働いているのかについてインタビューしました。

アカツキ入社以前は、水道のないような山奥での勤務

家業の重機リース会社で働いていました。合計5名の小さな会社だったのですが、自分以外の年齢が全員70オーバー。そしてPCは勿論、水道も通っていないような山奥の環境。日常当たり前にできることができない、じゃあできるようにするためにはどうしたらいいか。それを考え、実行する行動力がそこで養われたと思っています。

ゲーム大会に全力で取り組んだ時、ゲームは熱狂・感動させる芸術品と感じる

メタルギアソリッドピースウォーカーの全国大会で優勝して以来、ゲーム業界には関心がありました。当時、大会で勝つために仕事以外の時間をほぼ全てゲームに費やし、連携やダメージ計算、戦略など真剣に取り組んだ時、ゲームというものは芸術品である、と実感したことがあります。
グラフィック、システム、仕様、それ以外にも様々な要素が綿密に絡み合って産みだされた一つの世界が、人を熱狂させ、感動させる。普段何気なくプレイしていたときには面白いか面白くないかだけで判断していたゲームの世界が、実はすごく深いものなんだと感じ入り、それ以来自分もそういったものを作れるようになりたい、という思いが胸にありました。

自由な発想のCMから、未経験ながらも新しく生きていく場と直感

転職を機に、やりたいことをやろう、と思い立ち、選んだのがアカツキでした。選んだ理由はいくつかあるのですが、まず第一には千メモ(サウザンドメモリーズ)でした。大物俳優のテレビCMを見てすぐインストールしたのをよく覚えています。名曲中の名曲を替え歌にして流したばかりか本人に歌ってもらい、かつ本人をゲームに出してそのキャラクターが初心者に嬉しい性能だとか、凄いゲームだと思って楽しんでいました。転職先を探しているときにその記憶が浮かび上がり、この自由な発想の会社でなら、未経験の自分ではあるが、新しく生きていく場になるのではないか、と思ってアカツキを選びました。

尊敬できる方と、真摯に全力で、前向きに

 縁あってシンデレライレブンのアシスタントディレクターとしてジョインさせていただき、しばらくはマスター作成や検証などを主に行っていました。ズブの素人以下だった自分に対しても皆さん丁寧に教えていただき、出来なかったことが出来るようになっていく様、自分が入力したデータがゲームとして動いていく様は楽しさしかありませんでした。

アカツキは穏やかな社風と裏腹に、プロが働いている会社だな、と常々感じています。技術力や想像力など仕事面で尊敬できる方ばかりですし、遊びや、全社環境向上のための委員会活動、果てはダイエットといったプライベートなことまで真摯に全力で取り組む姿勢、逆境にあっても前向きさを忘れない精神力など、見習いたいところが多すぎて困ってしまうほどでした。

2015年7月頃からはディレクターとして仕様作成やスケジュール作成にも携わらせていただいております。出来ることが増えた反面、出来ないことも増え、自分の能力に対し壁を感じることも増えましたが、チャンスと思い歯を食いしばっています。

気持ちを想像し、体験を設計し実行していく楽しさ

毎日の仕事が楽しいです。ユーザー様の気持ちを想像し、イベントを考え、キャラクターを考え、システムを考え、それを実行していく。そのプロセスひとつひとつがやっぱり楽しいです。

実は本日のプレスリリースには書いていないのですが、「真天使杯」という新しい機能を実装いたしました。3年近くお楽しみいただいたユーザー様が、また新たに熱狂出来る体験になるよう、画面配置一つ一つにもこだわってエンジニアやデザイナー含めチーム一丸となってディスカッションし、本日ついに実装を迎えることになりました。

実装したばかりで受け入れて頂けるか、不安な思いもありますが、細部までこだわりを持って企画しています。これまで長く遊んでいただいている方にさらなる体験を届けられるよう、アップデートを重ねていければと思います。

目指すのはシンデレラシリーズのアニメ化、そして新ゲーム企画

「熱い三流でも上等」という言葉を常に頭において生活しています。常に熱い想いを忘れないように仕事に取り組む、そこがこだわりです。

プロが揃っているチームの中で、能力で劣る自分が足を引っ張らないようにしよう、と思って、気合と根性だけで一心不乱に頑張ってきました。でもこれから先はそれにプラスしてより深い技術や想像力を身につけ、チームを引っ張れる存在になりたい、と思っています。気合と根性だけは誰にも負けないつもりですので、それだけじゃない自分だけの武器を見つけ、磨いていきたいです。

今後成し遂げたい事は、シンデレラアニメ化!!歴代のメンバーが3年以上前から思い続けている夢のような話ですが、本当に実現できたら嬉しいなと思っています。そのためにも今楽しんでいただいているユーザー様に熱狂的な体験を作れるよう、引き続き精一杯考え抜きたいです。

そして、もう一つ成し遂げたいことは自分発信のゲームをここで作ることです。まだまだ三流にもいない自分ですが、熱い三流なら上等だと思っています。目標を常に高く、何でもとにかくやってみる、そのプロセスを考える、を常に意識して、一歩一歩着実に進んでいきたいと思っています。

アカツキは、自分のような持たざるものが努力次第で頑張れる機会を提供してくれる会社だと思っています。自分自身がそれを証明しつづけることで、会社に、メンバーに対し恩を返していきたいです。

プロフィール
1986年生まれ。大学時代は演劇部に所属し脚本・演出・大道具作成などに勤しむ。重機リース会社での勤務を経て、2015年2月にアルバイトとしてアカツキに入社。シンデレライレブンのアシスタントディレクターを経て、ディレクターとして日々奔走中。

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