こんにちは、アカツキ広報です!
アカツキは、会社規模の拡大とともに様々な組織が立ち上がっております。
今回は、そんな中で立ち上がった人事企画室WIZという部署について前編と後編に分けてご紹介いたします。
WIZという何やらあまり他社では聞かない名称なので早速、室長の坪谷さんにお話を伺いました。
1.人材マネジメントの領域で「世界に夜明けを」
—早速ですが「人事企画室WIZ」について教えてください。何をする部署なのでしょうか。
WIZは「成長とつながり」を担う部署です。
アカツキは「感情を報酬に発展する社会(https://aktsk.jp/company/)」を目指しています。そして、私たちアカツキのメンバー自身もそのプロセスの中で、毎日ワクワクし、人間として成長していくことで、幸せになっていくことが大切だと信じています。組織ビジョン「成長し、つながることによって幸せを生み出す組織」の実現が私たちWIZの目的です。
—なるほど。部署名の「WIZ」とはどういう意味ですか?
WIZはWizard(魔法使い)の略です。
アカツキの現場で活躍しているメンバーを、RPGの勇者や戦士などの職業に例えるなら、私たち人事企画部門は魔法使いではないだろうか、と考えました。高い攻撃力や守備力はないけれど、人材マネジメントという特殊な魔法で役に立とう!という想いを込めています。
そしてWIZは「一緒に」のWithでもあります。勇者たちと「ともに」直接戦う部署でありたい、間接部門として引っ込んではいないぞ、という意志です。
社名のアカツキは日本語の「暁」です。世界に夜明けをもたらす偉大な企業になりたいと思って名付けられました。そのアカツキの中で私たちWIZは「人材マネジメントの領域から世界を照らす」存在になりたいと思っています。
2.どうやってWIZは生まれたのか
—人事企画室WIZはどうやって生まれたのかを知りたいです。まずWIZを立ち上げた坪谷さんの経歴を教えてください。
もともと私は新卒のときIT企業でエンジニアをしていました。そこでいわゆるデスマーチを経験しました。燃え盛るプロジェクトの中で、優秀で真面目なメンバーが目の前で倒れていく。これは組織が機能していないからだと憤り、どうにかしたいと人事へ転身したんです。
そこから16年間人材マネジメントに取り組み、どうすれば「個と組織が生きる」のかを考え続けてきました。
–個と組織が生きる・・・いったいどうすると実現できるのでしょうか?
はい。それを知りたいと心底思っていた10年前に「個と組織を生かす」を理念にしたリクルートマネジメントソリューションズ社に出会い、その方法を知るために入社しました。そこでコンサルタントとして50社以上の中小企業の経営層や人事の方々と、人事制度構築や組織開発に取り組んだ結果、私なりに見えてきたことがあります。
それは「制度」や「研修」という間接支援はとても大切。しかしそれだけでは人は育たない、ということです。人材開発や組織開発がうまく行くとき、そこには必ず想いあるリーダーの存在がありました。人を育てるのは、結局、人なんですね。WIZが間接部門ではなく「直接支援」にこだわっているのもそのためです。
–人事企画室WIZを立ち上げた経緯を教えてください。
2016年4月のアカツキ入社当初は普通の人事企画担当として、人事制度の運用や研修の実施などを行っていました。そんなある日、若手リーダーに相談を持ちかけられたんです。新卒2年目でゲームのプロジェクトリーダーに抜擢された彼は、初めてマネジメントを行う立場になり、何をどう進めて良いかわからず戸惑っていました。
—アカツキは年齢に関係なく、プロジェクトマネジャーなどを任せられたりしますからね。
そうなんです。少しでも彼の役に立てればと、その日から週に1時間「プチマネジメント研修」と題して1対1でアドバイスを行う場を持ち、彼が日々直面しているマネジメント上の悩みに、ともに取り組んで行きました。例えば、メンバーの目標の立て方、目標設定面談のやり方、仕事のアサインなどの一つひとつを一緒に考えていったのです。
彼は見事にリーダーとして立ち上がり、凄まじいスピードで成長していきました。担当プロジェクトも無事目標を達成し、彼は次のリーダー層育成に主体的に取り組んでくれるようになりました。その姿を目の前で見ているうちに、アカツキに人事企画として貢献できることは、こういった形の支援ではないかと気付いたんです。この出来事が直接支援を特徴としたWIZを構想するきっかけでした。
3.使える魔法は5つ
—人事企画室WIZでは、具体的にはどんなことをやっているんでしょうか。
はい、人事企画室WIZでは5つの領域を持っています。魔法使いなので5つの魔法と例えても良いかもしれません(笑)。「DEVELOPING」「ARCHITECT」「HEARTFUL」「GUNSHI」「ASOBIST」です。
—色々な魔法が使えるんですね。一般的な人事企画と比べて特徴的なところはありますか?
一般的に人事企画は、人材マネジメントを間接的に支援する部署です。多くの企業の人事企画は、この図の左下側、DEVELOPING(人材開発)やARCHITECT(人事制度)の領域を担当されていることが多いのではないでしょうか。
それに比べるとアカツキのWIZは、かなり欲張って範囲を広げていますね。間接的な組織活性化であるHEARTFULにも力を入れていますし、何よりもGUNSHIとASOBISTで「直接的」に支援することを謳っているのが特徴的だと思ってます。
—それぞれの内容を教えてください。
DEVELOPING
一般的には人材開発と呼ばれる領域です。急拡大中のアカツキでは特に適応に力を入れていて新卒・中途の入社メンバーが現場で活躍できるよう支援を行なっています。具体的な施策はOJTトレーナーの支援、階層別・スキル別の研修のセット、中途入社者への定期面談などです。
ARCHITECT
人組織に関する仕組みの領域です。評価・報酬の人事制度をはじめとした仕組みの構築と運用を行なっています。また、全社の状況を把握して改善策を検討する役割も担っています。
HEARTFUL
一般的には理念浸透・組織風土作りと呼ばれる領域です。「アカツキらしさ」の種を撒き未来に繋げる仕事です。言葉と物語を通じてアカツキの文化を共有する社内本「アカツキのコトノハ(https://blog.aktsk.jp/app/2329/)」の発行や、「アカツキらしさ」について向き合い「自分らしさ」を爆発させる合宿(https://blog.aktsk.jp/app/2295/)などを行なっています。
GUNSHI
リーダーを直接的に支援する役割です。ここがWIZとして一番特徴的な領域です。各部門のリーダーやリーダー候補との1on1を通じて課題をセットし、解決まで並走します。リーダーの抱える課題によっては、その部署のオフサイトミーティングを開催したり、中長期目標を共に設定することもあります(後編で事例をご説明します)。
ASOBIST
最後に、組織活性化の直接支援「ASOBIST」です。この魔法は最近覚えたばかりで、まだ試行錯誤の段階です。各部門で自組織を良くしたいと意志を持ったメンバーを助けて組織を活性化することが目的です。新しいゲームのリリースのお祝いイベントを企画したり、社内オフィス環境を改善する活動を行なったりしています。
—坪谷さん、ありがとうございました。
後編では、5つの領域で実際に行っている取り組みと、今後の計画を紹介させていただきます。
WIZでは、一緒に世界を照らす魔法使いを募集中です!
興味がある方は、ぜひ採用HPにて募集職種をご覧の上、ご応募ください。
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